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RUSH
Posted: 2015年7月23日 20:30 自動車コラム

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http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20150723_713071.html

最近、欧州車でのディーゼルモデルの導入が相次いでいる。

定番のベンツやBMWはもちろん、これから導入予定のVW、そして今回は日本での人気が比較的高いボルボである。

***
さて、このクリーンディーゼル車の動向というと、マツダである。

自分は今のマツダの状況は20年前のスバルと同等と考えておる。

曰く、ブームを創り出した商品を売り出したこと&今のところ市場に明確な追従者が居ないことから、該当の市場をほぼ独占しているような状況であるけれども、その独占が崩れると一気に勢いも崩れるよ、と。

スバルの場合はレガシィという牙城があまりにも大きすぎたので10年以上それで引っ張れたし、強大すぎた故に緩慢なる死にも気づけないままであったのも大きいと思うが、それでもレガシィがこの世の春を謳歌している間にもランサーという追従者が出たインプレッサなど、徐々に牙城が崩され、しかも周囲を固める車種の開発・販売にも失敗した。

恐らく、マツダも現状では早晩そのような状況に陥るのではないかと。

特に、今のマツダがとっている路線というのが、プアマンズヨーロピアンであるところがマズい。

スバルのパターンは「単にブームが過ぎた&その間に地盤固めができなかった」で済むだろうが、マツダのデザインとクリーンディーゼルで攻めるスタイルというのは真新しさは無かったものの「日本車」には無く、当の「欧州車」も法規と市場性の壁で阻まれていた。

しかし、マツダがそれを突き崩し、可能性を見せたことで、相手が商機(勝機)があると見たらどうなる?

それは現状のままでは一気に崩れるしか無い。

少なくとも、スバルがそれまで世界の何処にもそういう市場の無かったハイパワー4WDターボのワゴンという世界観で攻めていた時代とは異なり、今度は相手が予てより存在する本流であり、しかも新たに何かを作る必要すら無い。

現に、欧州勢は今ディーゼルモデルを続々と導入してきている。

それは明らかに商機(勝機)を見出しているからだろう。

このまま欧州車でディーゼルの選択肢が増えていった場合、ディーゼルな欧州車が欲しいけれども、今までは正規輸入車が無かったからヨーロッパのディーゼル車っぽい車でお茶を濁していた、なんてユーザーはどんどん輸入車に流れる(帰って行く)んじゃないかな。

マツダにはそういう流れになった時に相手に抗える土台は無いし、かと言ってマツダのイメージは今も「安売りのマツダ」なので、ディーゼルとかそういうのに靡かない新規ユーザー層の属性は変わってはいないだろう。

特にマツダの場合、基本的に売れている車種というのはディーゼルというニッチ的なカテゴリーだけでなく、中型以上のセダンなどのような、やはり日本ではニッチ化しつつあるカテゴリーを重点的に攻めて結果を出しているものであり、ディーゼルという柱が外されるだけでも拙いのに、主流たるミニバンは壊滅状態で新型等の音沙汰も無し、軽自動車はそもそもOEMなんだからトヨタ並みにやる気なし、これではスバルが15年掛けて辿った崩壊の道を、5年で辿るやもしれん。

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