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マツダ・アテンザセダン XD(6速MT仕様)
Posted: 2013年3月10日 23:42 インプレッション

ユーティリティ他は割愛(w

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ようやく地元にも登場、6速MT仕様。

ATとMTで決定的に違うのが、やはりATだと車が頑なに使わせようとしない1500回転以下の領域を積極的に使っていけるということ。

アテンザにしてもCX-5にしても、あそこまで徹底的に1500回転以上しか使わせないところを見ると、DPF活性化以外にも何か理由があるのか、とも思ったけど、とんでもない!

セールス氏曰く、「ATと比べてMTは異様に静か」という答えがここにある。

つまり、トルクがあり過ぎて、冗談抜きで1000回転も回せば交通の流れについていけるのだ。

2000ではない。1000。

MTのアテンザの場合は街中での実用回転が冗談抜きでアイドリング~1000回転の辺り、加速して1500回転とかで十分なのであり、つまり回す必要がないから静か、ということにも繋がっている。

個人的にはMTのアテンザならば実用燃費20kmは完全に保証できるレベルと言い切れる。

この車の真価はMTで、長距離乗った時だな。

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ただ、非常に残念だったのが、これはATに乗った時から懸念していたのだけれども、シフトレバーの配置が悪い。

AT前提の位置にシフトレバーが置かれていて、これがまた非常に手前にシフトレバーが置いてあるものだから、これでMTにして大丈夫なのかと思っていたのだけど、やはりMTになるとシフトレバーが前過ぎて遠いのだ。

だから、自然に手を下ろした位置には何も無いし(笑)、1速とかよいしょっと手を伸ばさないと手が届かないような感じで、最悪である(笑

しかもシフトフィールもあまりよろしくない。

FF車だからリンケージシフトになってしまうのは仕方がない。
でも、スイスポなんかでもあったような、ゲームパッドライクな操作性で、しかもスイスポのシフトフィールを更にオモチャっぽくしたような感じ。

そしてシフトストロークなのだけれども、縦の動きがジムニーよりストロークがあるんじゃないかってくらい長い。
そのくせ、横の動きがほとんど何処に入ってるか分からないくらい短いという、大変バランスの悪いシフトゲートになっている。

だから、例えば1速と2速なんかはシフトポジションを間違うことはあり得ないけれども、2速と4速とかだとぱっと見だとほとんど分からないし、クランクを切るシフト(2~3速とか)でもギアを飛ばしそうなくらいシフトゲートが狭い。

しかもシフトレバーにしても悪い意味で動くようにしか動かないような感じになっているので、少しでも無理な動き(例えばクランクを切る時に少しレバーを斜めに動かすとか)をしただけでもレバーが引っ掛かるというか、シフトミスを容易に誘発させるような感じで、操作しにくいんだね。

この辺りで近年理想だと思うのはまさしく86・BRZの辺りなので、FFとFRの差は乗り越えることはできなくても、せめて操作性くらいはこの辺りを勉強して欲しかった。

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今度は高速道を含む長距離試乗コミ。

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んー・・・

やっぱりなんだけれども、この車ってホイールの違いによるサスの差が無いんだと思う。

このXDってグレードにしても、17インチ純正仕様、19インチ純正仕様・19インチインチダウン仕様と3つ乗ったけれども、トータルとしてみればホイールの差がそのまま乗り味の差に繋がってる感じで、最もベストなのはやはりホイールの重量が最も軽くなる17インチで、19インチをインチダウンしても同じような感じになる。

19インチはフラット感はあるものの、どうしても17と比べると硬質感が強いというか、バネ下の重さに起因するアタリのキツさ・足回りの動きの悪さが目立つ。

低速では17と大差は無いけれども、速度域が上がるに連れて差が出てくるって感じかな。
とにかく17にはあった滑らかさというものが何時まで経っても出てこない。

かつてアテンザでは初代の時に18インチ仕様(23Z)が追加された時に、このグレードのために足回りをリファインするような拘りを見せたこともあるのに、新しいアテンザはフラッグシップを名乗り従来より価格帯も大幅に高いのに昔のような細やかな拘りまではない、これはとても残念な話だと思うね。

最も、17インチ仕様はじゃあ車としてベストなのか、と言われれば確かに19と比べればバランスはいいけれども、低速域でのピッチ感の強い乗り味とか、まだ煮詰め切れてない感もある。

そういう意味では、足回りはより一層の熟成を望みたいところ。

***
ドライブトレーンの面については、おおよそ期待通りの出来と言える。

どのギアからでも、1000回転辺りからアクセルを踏んでも粘り強く加速し出すトルク感、これは素晴らしい。

トルクを加味すれば60km/hくらいからでも6速で十分走れる(大体6速1000回転で60km)ので、燃費を最も気にするのならばこの辺りをどんどん使えば良い。

しかもこれが限界ではなく、アイドリング(750回転くらい)以上回っていればその時点からそのままアクセルを踏んで加速することもできる。

勿論、アクセルを踏めばパワフルだけれども、そこまで踏む必要は何もない。

6速・100km/h走行時の回転数はメーター読みでおよそ1600回転くらい。計算通り。
これは高速燃費は素晴らしいと言える。

ただ、流石に1000回転辺りを多用していると、減速して回転が落ちていった時・・・こういう場合ではすぐにアイドリングを下回ってスナッチしだすので、加減速がより多いシチュエーションなんかでは低めのギアを選んだ方がよろしいと思われるが。

***
50km強ほど乗ってメーター読みの燃費は21.4km/l。

ふむ。

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