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NISSAN / ALL PAINT(#GAC GARNET BLACK)
ニッサン / 全塗装(#GAC・ガーネットブラックP)

元々2万kmも走っていなかった低走行車のせいか、年式の割には異常に塗装が綺麗な部分もあれど、 基本的には購入当時ですでに14年落ちの中古車でありますから、 キズ・劣化等も結構多く、納車直後に特に劣化の酷かったFバンパーは一旦塗り直しましたが、 それ以外の部分についてもそのうち色塗り替えないとなぁと思いつつ数年が経過。

ボディ塗装というのはボディの美観を得ると共に、 鉄板の保護を兼ねるという機能的な面も担っているわけでありますので、 とりあえず見た目大きな傷が無ければ美観はともかくとして機能面では問題が無いわけです。

そこに2009年7月頃、 ボンネットからルーフにかけて謎の塗装面の白化現象(チョーキング?)が発生、 これがどうもクリア面を貫通してベースカラー面そのものを侵食しており補修不能との診断。

でもまあ塗装そのものが剥離して鉄板が露出するようなことはなく、 機能面には問題がないので半年ほど放置していたのでありますが、 2010年2月、いよいよ運命の瞬間(笑)がやってまいります(笑

ある日気が付いてみるとリヤドアがぶつけられている。

「・・・せっかくだから塗り直すべ。」

CHOICE

色はニッサン#GAC(ガーネットブラックP・フーガの純正色)に スーパーファインハードコート(耐キズフッ素樹脂混合クリア)の組み合わせ。

色の選択の意味は「黒が欲しいけど、KH3じゃつまらない」。

オールペンの構想自体はずっと前からあったわけで、 その頃からブラックパール・メタリック系を中心に物色してはいたのですが、 KH3(ソリッドブラック)ではない黒系のボディカラーはいくつかあれど、 日本ではその系統のカラーとなると、大半はいわゆるブルーブラックになるのが現実。 (ニッサンで言えばKJ6ダークブルーイッシュブラックやB20サファイアブラックなど)

一時期は輸出仕様風にAL0ラズベリーレッドやKH1ホワイトなどを検討した時期もありましたが、 やはり基本的には初心貫徹、候補として検討していた色は以下のとおりです。

ニッサン・DJ2
ダークグリーンP

元色。まあ嫌いな色ではないので。
費用的にも実際やったなら一番安く上がったんじゃないかと思います。
でも、やっぱり好きな色にしたいですしね。

ニッサン・G30
ミスティックブラック3RP

E51エルグランドの純正色で、実はマジョーラで3コート(マジョーラ塗装が1コート追加されてる)。

改めて見てみると黒を基本表情として濃緑〜紫まで幅広く変色する様はまさにマジョーラカラーのそれではあるけれども、 やはり採用車種がエルグランドというせいがあってか、 当時はマジョーラらしい表情の変化がなかなか読み取ることができず、 また3コート塗装になる上マジョーラカラー(専用のパッケージカラーが必ず必要)であることから、 塗装代金が大幅に上昇することが予想されたため×。 当時は緑系の変色のイメージが強くて、イメージとちょっと違ったしね。

でも実際エルグランドみたいな平坦な車よりは、 Zやフーガみたいなマッシブな車だったら当初の印象はまた違ってたんだろうけど、難しいもんである。

ニッサン・AJ6
ダークレッドP

プレジデントの純正色。
やはり同じニッサン車のよしみ(?)でG50系の純正色でもあり、色の具合も良さそうだったので、 初期の頃は最有力であったのですが、色々調べているとプレジデントでは赤系扱いなのが気になったこと、 実際マルーンほどでないにせよ黒というよりはかなり赤っぽい色だったのが×。

それ以上にそもそも実車が非常に少ない (この色は前期にしか設定が無い。更にこの色を黒系と仮定すると、3色も黒の設定があったけれども、ほとんどがKH3かKJ6) という問題がありまして、写真すら目撃することがままならないという、非常に厳しい状況でありました。

まあ、最初は「レディッシュブラック」という名前が先行していたので、 ある時にプレジデントのカタログを手に入れた際に、カラーコードAJ6の色はあっても 「レディッシュブラック」という名前が無く「ダークレッド」であると知って「え?」と思ったのも事実。
ちなみに「レディッシュブラック」という名前で設定されていたのはアベニールだったりします。

ダイハツ・X11
クリムゾンブラッククリスタルマイカ

タントエグゼカスタムの純正色。
カタログなんかではやたら赤紫っぽく見えますが、 実際のところはあんなハデではなく、ほぼ色味としてはガーネットブラックと同じ色です。

名前がとてもかっこ良く(←大変重要)、ガーネットブラックと同系色と推測されることから、 この色を知ってからは一時期最有力候補にもなりましたが、 如何にもカタログチックなレタッチが施されてて実際の色が不安だった(当時はまだ実車を見てなかった)ので×

トヨタ・212
ブラック

レクサス専用色。

レクサスには他にハイブリッド専用のカラーコード214・ブラックオパールマイカという色がありますが、 あれはいわゆるブルーブラックなので除外。

212は扱い的にはソリッドブラックの代表格の1つであるトヨタ202の後継色で、本来は候補に入らないはずでありますが、 この色どうも赤系らしいというのが面白そうだと思った要因のひとつ。

最も、赤系とはいえやはりソリッドブラック、 それもド定番の202の後継色であるので、そんな赤みを感じるような色であるはずもなく、 実際には202などの従来の色ともほとんど差がないらしいというのと、 何故か3コート塗装になるのでやはりあまり手間の割には・・・ということで×

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また、色を塗り始める直前には スズキのスパークブラックパール(ワゴンRスティングレー純正色・なんとゴールド系!!!)という珍色の存在も知りましたが、 結局ガーネットブラックが最終的にフーガに設定されて、 それを実際見ていいと思ったのが一番大きかったわけです。

クリアも最新のスクラッチシールドも考えたけど、 塗料自体がアホみたいに高いのと、耐傷性自体は数年で効果が落ちてしまうらしいので、 耐久寿命は20年あり(一応実績あるけどホントかよ)、その品質は実証済みのコチラで。

IMPRESSION

作業については、3月末に出して6月半ば仕上がり。

当初はゴールデンウィーク前には仕上がるんじゃない?的な感じで話が進んでいましたが、

「サビでネジが取れなくて難儀してる」

「一難過ぎたら必要な部品が欠品中」

「そうこうしてる内にゴールデンウィーク」

「窓の付け方が特殊なので塗り方変えるか追加費用か」

とか、やってみると色々あったわけで、いくらなんでも当初の約1ヶ月っていうのは 早過ぎると思っていたし、一筋縄で行かないだろうなぁとは思っていたけれども、 結局6月になった、と(笑

まあ自分的には別に急かすこともなく丸投げしてたので、 ずれ込んだところで大きな問題ではなかったのですが。

この色は黒の中に、透かしでパール味と赤味を感じさせる色・・・であるはずなんですが、 まあパッと見はタダの黒なんです。

あまり陽の高くない季節・時間帯では、全くの真っ黒、 KH3との違いがあまりわからないと言っても過言ではない(笑

最初の頃はちょうど仕上がったのが梅雨の時期で日照時間が短いことも多く、 「確かにちょっとは赤っぽいけど・・・」って思うことの方が多かったわけですが・・・

ところが、夏場の昼間なんかの、強い光がいい角度で当たるような状況に遭遇するとコレです。
下手すると黒と言うよりは車全体が紫に輝くほど変色します。

塗っていただいた板金屋さんなんかも 「赤系の塗料を大量に混ぜる変わった色」というような評価を言っておりましたし、 塗装前にカラーサンプルが上がってきたときは、 まだ51フーガ発売直後で関係する人間全てがこの色をマトモに見たことがないような状況で、 (自分も何だかんだ言って試乗車1回見ただけですし) あまりの赤さに「本当にこの色で大丈夫なのか」と念を押されたくらい。

実際のところ、この色味の変化や変化したあとの色味には 「赤系の透かしの強い黒が欲しい」という希望にほぼ沿うような形で満足ではあったのですが、 果たしてこれが本当にガーネットブラックの色なのか?という意味では、 個人的にもこの色のフーガを何度も見た&見かけたわけではなく自信はありません(爆

板金屋さんの弁では「(実物を見たことが無いので)配合表通りの配合」とのことでしたが。

2012年2月追記:
最近になってスカイラインの限定車でこの色が採用されたところ、 展示車などで目撃証言がフーガ1台にしかなかった頃と比べれば激増しまして、 それらの感想や実車写真などを総合すると、ほぼこれと同じような色味の変化を見せておりましたので、 オリジナル同様の色味と見ても良さそうであります。

カタログの写真なんかも、フーガでは露骨に赤い写真は無くてイマイチ地味だった反動か、 タントエグゼカスタム風味の過剰なレタッチは入っておりますが、 色味的なものでは結構的を射ている感じでイイ感じです。

あと、リヤアンテナ埋めました。
サイバーナビ付けてからコイツはただの飾りだったので。

ぶつけられてヘコんだRリヤドアは交換。
いや、ヘタに板金したりするよりも単純に中古のほうが安かったし、 どうせ塗り直しだから、修理に使えそうなヤツなら何でもいいや、で探した(爆
送料込みで5000円くらいだったかな(笑

尚、外側の鉄板の部分はモデルサイクルを通じて同一の部品です(プレジJSも共通)。
但しASSY構成では年式・グレードによって若干中身に差があるので、 その点は注意が必要です。

今回の場合は、たまたま全く同じ仕様のドア(III型ダークグリーン・内張りまで標準シートのトープ革)があったのでそれを拾ってきたのですが、 塗り直し前提だったので別に白でもなんでも良かったわけです。