Driver's High


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燃費競争は終わっていない
Posted: 2020年3月 3日 03:57 自動車コラム

【もはや燃費狂騒(競争)は終わったのか!?】新型フィット&ヤリスが「降りた」理由
https://bestcarweb.jp/news/entame/131344

「たまたま」同時期に登場したヤリスとフィットが静かなだけで、終わってるわけなんてないじゃん。

そもそも、特にヨーロッパ方面で煩い二酸化炭素の総量規制なんかは事実上国から燃費規制が掛かってるのと同義なので、終えられるはずもないんだし。

その上で現況を見ても、ヤリスは「現状で従来以上の性能を確保した」って胸を張ってるから敢えて言ってない感じだし(ハイブリッドはWLTCで36km出るからアクアやプリウスよりもいい)、フィットはフィットでハイブリッドでもWLTC30kmに届かないくらいの惨敗ぶりだから大きくは言い出せないだけ。

少なくとも、フィットは「クラスナンバーワン」って言葉が使えないと宣伝にならないよね。

ついでにヤリスはJC08併記をやめたのに、フィットは新型になってなおJC08も併記してる(で、JC08の数字ならヤリスより見た目は上になる)んだから、影では少しでも騙そうと出し抜こうとしてるのよ。

環境性能という点で見ると、自動車というものはオイルショックやマスキー法の制定などで燃費や清浄性を求められるようになって以降、無尽蔵にガソリンを燃やすような車は基本的に忌避されるようになっていて、常に燃費や環境という言葉がどこかで意識されていると思っていい。

事実上の燃費規制は近年になって始まったものだし、コレ自体はクリアできなくても罰金払えば普通に売れるんだけど、排ガス規制はそれこそ大昔から存在しているんだし、法としての強制力があるのでこれをクリアしないと売り物に出来ないんだし。

日本ではガス代なんて気にしていなかったように思われるバブル期の高級車ですら、カタログには「より一層燃費も良くなりました」みたいな記載は普通にあったくらいなんだから、単に表向き言わなくなっただけで「車は燃費だけじゃないって気づいたんだ!」って無邪気に言えるのは、いいなぁ。

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評論家の声はどこまで聞くべきか
Posted: 2020年3月 2日 06:26 自動車コラム

2020年、セダン新時代の幕開けです!
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00010002-leon-life&p=1

2000年を過ぎた辺りから3年に一度くらいのペースで「セダン復活」みたいな煽りを聞くんじゃが。

いい加減、たまたまモデルチェンジが重なっただけで「復活」っていうのやめにして欲しい。

そんな安直に何度も「復活」するようなものが「復活」なんてしているはずがなかろう。

タクシーやハイヤー、公用車ですらミニバン型を普通に選ぶ時代、いつまで時代錯誤なことを言い続けているのかと。

大体はこんな記事を書いた1年後にはすっかりそういうこと忘れて別のこと書いてますからね。

同類の煽りに「MT復権」なんていうのもありますね。

元記事がレオンなので、クルマ雑誌の記事ともまた違うが、一般誌であるが故に自動車評論家というモノが如何に世間知らずかということを感じさせる一幕でもある。

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アコード
Posted: 2020年2月20日 22:13 自動車

CV3_001.jpg

先代モデルが出た頃、同時期にリリースされたDセグメント前後の中型セダンの出だしが押しなべて好調であったことから、「セダン復活!」と色めき立って報道していた自動車メディアが多かったけれども、いつの間にかそれらのモデルたちはいつものように沈没していって、何事もなかったかのようにミニバンとコンパクトばかり売れる日常に戻っていったわけだが。

アコードもそんな1台だった。

***
465万という値段は確かにアコードの価格としては非常に高い。

でも、逆に考えてみれば、何故465万という値段になったのだろうか。

少なくとも日本という国は資本主義であるので、どういうモノを作り、それを幾らで売ろうが自由であるが、同時に市場原理というものもあるので、「法外」では売れない。

つまり465万になる意味があるのだ。

さらに言えば、新型で例えば300万みたいな値段を付けることも当然可能だろうが、その場合にはその値段に見合った中身というものになる。

仮にこの車を300万で売るとしたら、どういう車になるのか?というのも、是非考えてみてほしい。
(ホンダは今の中身で300万で売るのが「心意気」だ、なんて考えちゃダメよ)

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フィット
Posted: 2020年2月15日 02:57 自動車

GR1_001.jpg

個人的には、初代のイメージに寄せてきたなって思うんですね。

でも単なるリバイバルではなく、あくまでフィットという車の系譜を見つめ直して、在るべき道に戻ってきたって意味で。

自分は「ホンダの3代目は急に変わる」と思っていて、実際フィットもご多分に漏れず3代目になって突然鋭いイメージへと舵を切りましたけれども、個人的にそれ以上の思ったのが、3代目ってシビックのユーザーを攫いに来たと思ったんです。

先代の顔のイメージはアレはシビック。

結局、シビックって日本ではFDの世代から完全に車のイメージが変わっちゃったじゃないですか。
その上しばらくタイプR以外は絶版になっちゃったし。
だから、鋭い以上にシビックの顔を持たせて、かつてのシビック辺りの車格を欲しがるユーザー、或いは現状に不満を持ってるシビックユーザーを狙い撃ちにしてきた、と。

まあそれが成功したのかはよくわかりませんけどね。

ただ、新型が再び初代(と2代目)で見せた柔和な表情の車に戻ってきた、ということは、案外その路線は上手く行かず、その上で従来からのフィットユーザーからも評判が良くなかったのではないか、と。

でも、急に変わった先から揺り戻って来ることはほぼ無くて、形が新しくなったら新しいまんま突っ走ることの多いホンダにあって、もしかしたら形だけかもしれませんけど、過去を見つめ直すってかなり珍しいですよね。

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人間は考える葦である
Posted: 2020年2月14日 22:45 自由研究

GRスープラ改良モデル発表。3リッターエンジンを50hp近くパワーアップ。国内発売は今秋
https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/c742fa649cb81b19b3a329d762afe2dc1e73f0e8/

トヨタだと途端に怒りだしたり疑問に思うような人が続出するのが実に面白い。

ランエボやインプのときは新しいのはまだ出ないのかとは言われこそすれ、こんなこと言い出す人なんて見たこと無いのに・・・。

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エスカレード
Posted: 2020年2月11日 21:19 自動車

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アート&サイエンス時代の訳の分からない尖り方が消えて、かなり保守的なデザインになったな。
でもキャディはこれで正解だと思う。

結局、アート&サイエンスの時代でどんなユーザーが取り込めたかといえば、一言で言えば「エスカレードしか売れなかった」としか言いようがないし。

しかもその売れ方というのは、肝心のアート&サイエンスとは関係ないところで売れていたのだから始末が悪い。

もちろん、あんまりにも保守過ぎることがかつてのキャデラックの「60代から老衰死者まで」と言われるくらいのユーザーの超高齢化を招いたことにも違いないので、その辺りはさじ加減だと思うけれども、少なくとも新規の若年層ユーザーを全く掴めなかったという意味では、デザイナーのオナニーよりは保守的でもわかり易さを重視する方が余程良い。

escalade_002.jpg

ただ内装に大々的にOLED(有機EL)ディスプレイを使うのは、ちょっと疑問かな。

勿論、「いつかは通る道」として液晶からOLEDへの転換、或いは挑戦というのは必須だと思うので、いつまで経っても「疑問だ」とは言っていられないのも事実だけれども、でも技術的には自動車に大々的に液晶が入り込んできたときほど「枯れた」ものではないから、現在分かっている知見を元に自動車部品として使用を試みるのは、かなりチャレンジング。

OLEDの良い面だけ見ればこれは素子自体が自発光する性質のパネルなので、黒は完全な黒(=消灯)での表現になるから、例えば夜間のメーターの視認性改善には抜群に効果がある。
(つまり、液晶特有の暗所で黒いはずの部分が白浮きしてくるのが無い)

そういう意味で、自動車に必要な安全性の確保は勿論のこと、高いコントラスト比を活かした闇から浮き出るような描画というのはOLEDならではのものなので、新しい価値観の想像には実に相性がいいのだけど。

ちなみに照明としても使える(笑

ただ、デメリットの部分を見ると、年々飛躍的に改善しているとはいえ、OLEDには耐久性という大きな不安点が有り、しかもこれはある意味ではパネルではなく素子毎に考えないといけないという、やっかいな一面なのだ。

どういうことかといえば、同じような画面を延々と表示することでブラウン管の焼付きのように表示していた情報の残像のようなものが残るんだけど、OLEDの場合は焼付きではなく、その表示部分の素子だけが偏って消耗するんだよね。

つまり、OLEDというパネルはブラウン管と同じような弱点があり、テレビなどではほぼ問題にならないけれども、計器類や案内表示のような用途とは相性が悪く、そういう意味で自動車用途にはあまり向いていない。

自動車という機械はスマホは勿論、テレビとかと比べても更に実稼働時間は短いシロモノだけれども、それでも5年くらい経過すれば結構この辺りのダメージは蓄積すると思うんだけど。

この辺りの耐久性評価をキャデラックがどうしているかなんだけど、たぶんほとんど考えてないんだろうな。

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レクサスがベンツを超える日
Posted: 2020年2月10日 19:24 自由研究

レクサスの国内販売が前年比113%と好調。輸入プレミアムブランドを超える日は近い?
https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/7aa52697f9f583ee903c787cf5eee766902aff4a/

本当だったら最初からダブルスコアくらいはついてて当然の勝負だと思うんですけど。

特にドイツ勢だと今でも堅調なセダンカテゴリーが全滅してるのが痛い。
結局この辺りの台数を牽引しているのはSUVでしょう。
(最近はどこもそういう感じだけど)

セダンも最初から売れてるとは言えなかったけど、こういう辺りレクサスはただの国産車としか見られてないんだなとしか言いようがない。
たぶんレクサスLM連れてきたら倍率さらにドンですよ。

ただまあレクサスはプレミアムに拘って、ベンツやBMWが用意している廉価グレードの設定が事実上無いので、この辺り「形さえその車の形をしていればいい」層を全部取りこぼしているのも原因だと思うけど。

形だけの廉価グレードはただの見せ球だ、無くなったのは日本の自動車文化が成熟した証だなんてベストカーは言ってましたけど、少なくとも「その車を買うこと」「その車であること」自体に価値を見出す人って実はかなり多いので、特に高級車なんかではそういうグレードって重要なんですよね。

昔なら、同じ値段のクラウンとマークIIなら後者のほうが圧倒的に豪華だし走りもいいんだけど、敢えてクラウンの方を買うって人多かったんですよ。
マークIIのグランデGは中古車では全然見かけないけど、クラウンのスーパーサルーンやロイヤルエクストラはいっぱい居る、みたいな感じで。

最近はそういう価格帯のオーバーラップが殆ど無いので、事実上車ごとにユーザー層が分断されちゃってますが、かつてのシーマみたいに「最上級グレードじゃねえと車じゃねえ」みたいな感じになる車は実はかなり特殊です。
今のドイツ車でも、結局売れるのは安いグレードですしね。

逆を言うと、門戸を開くというのはそれだけ客層が多様になる(=悪化する)ということでもあるので、そういうのを嫌っているのかもしれませんけれども、そう考えているのなら敢えてその辺りは有名税というか、台数が出ないのは必要な痛みだと思って甘受するしかないとも言う。

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車の選び方
Posted: 2020年1月31日 00:51 自動車コラム

https://bestcarweb.jp/news/entame/118302

最近見かけなくなったものに「メーカーオプション」が入ってるが、正直なところメーカーオプションの設定幅が狭くなった要因には合理化以外に、日本人の国民性が「オプションを選ぶのが苦手」というのがありそうな。

そういう意味ではユーザーとメーカーの利害が一致している。

そもそも、敢えてオプションで選択肢を与えるような部分が最近はほぼオーディオくらいで、あとは全部付いてるか、オプションで選ばせるとグレードの格差が付けられなくなるような装備ばっかりになってるっていうのもあるけど。

結局のところ、オプションを選ぶと値段が上がるとか以上に、「それを選ぶことによって何が変わるか」というようなことを判断できない・知らないが故にオプションを選べない人が日本には多い。

かつて、アメリカでマスタングが導入して大評判になったフルチョイスシステム(車のあらゆる仕様を好みにカスタマイズできるオプション)に倣って、トヨタがセリカでそれと同じようなシステムを導入したけれども、「何を選べばいいか分からない」となって、結局「販売店推奨のおすすめパターン」が作られ、最終的に廃止になっているところを見ても、その傾向が読み取れる。

今よりも車に対する熱量が世間一般でも大きかったであろう昭和の時代ですら、そういう風に言われてたんだよ。

セリカ以外にはセフィーロも似たシステムを導入したけど、結局結果は同じだったし。

しかし、海外に目を向けると、フルチョイスシステムまではいかなくても、意外とハコと中身が分離していて、それぞれを好きに選ぶのに近いシステムを取っている車は今でも多い。
(日本に入ってくる外車は基本本国のフルオプション仕様って言われるアレ)

結局のところ、オプションの数が減ろうが、グレードの選択幅が狭くなろうが、庶民は選ぶ労力を軽減するために特別仕様車や見込み生産で安牌な色・グレード・装備が予め与えられた車を値引きしてもらい早々に納車されればハッピーという構図が日本では出来上がっているわけである。
(逆にそういうところに頭が回る人はどのみち色々と余裕のある人でもありそうだ)

車好きはカタログが薄くなったことを嘆いているけれども、普通の人は微塵もそんなことは考えていないだろう。

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THE "IDLE" M@STER
Posted: 2020年1月28日 21:05 自動車コラム

【燃費至上主義に終止符!? それとも...??】新型ヤリスがアイドリングストップをやめた意外な理由
https://bestcarweb.jp/news/122785

アイドリングストップって実際のところ百害あって~とまでは言わないけれども、一利を得るために実際百害を甘受するような機構であるので、個人的にもトヨタの判断は歓迎したいのだけれども、だからと言って「アイドリングストップ」という技術が全くの無駄なのかと言われると話は別。

実際アイドリングストップの効果を最大化するために頻繁な充放電に対応したバッテリーや極圧性能を向上させたオイルなど、特殊な装備が追加されるのでトータルコストでは安くつかない・・・というのは語り尽くされた話ではあるけれども。

とりあえず、大トヨタが堂々と「アイドリングストップ不要宣言」に近いものを行ったことで、アイドリングストップの議論について一定の決着は付く可能性はあるけれども、仮にアイドリングストップが衰退していった次は0W-20などの超低粘度オイルや、転がり抵抗を極限まで低減したエコタイヤにその「議論」が飛び火(本格化)すると思うんだよね。

魔女狩りみたいに。

実際超低粘度オイル(最早0W-20は超低粘度の中では「硬い」らしいね。昨今)やエコタイヤもある意味では物の道理に反した存在であるが故、アイドリングストップのような装備を叩く層とは非常に親和性が高い。

とはいえ、かといって旧態依然にブローバイを吐きまくり、水飴のように硬いオイルを入れないとスカスカなエンジンなどが良いわけがなく、技術としてこれらの存在が次世代への基礎になっているかもしれない。

トヨタがアイドリングストップが無くても従来以上の環境性能を持つと胸を張るダイナミックフォースエンジンは、そういった技術の積み重ねの上にある存在なわけだし。

そういうことを考えると必要悪以上に存在が必要な存在でもあるんだよね。

こういったエコ技術。

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プレイバック Part2
Posted: 2020年1月27日 21:27 自動車コラム

「赤いコスモ」「赤いファミリア」 マツダ車が"赤"をイメージカラーにする理由とは
https://www.automesseweb.jp/2020/01/19/311249

マツダに限らず、ホンダも赤ってイメージが有るなー。

しかし、個人的には赤色のボディカラーって、ある意味白や銀、黒辺りの選択肢と同じようなものに感じるんだよね。

定番の色にはない個性を主張しつつも嫌味ではなく、幅広く受け入れられる選択肢、身に纏うものを選ぶようで何にでも合う色、それが赤ってイメージ。

だから「個性を主張するために設定しました!」って言われて赤が出てきたら、「( ´_ゝ`) ふーん」と思ってしまう。

恐らく最近のメーカーがよく派手な赤のボディカラーを発表するのはソウルレッドがそれなりに受け入れられたのもあるんだろうけれども、結局のところ「派手な色」っていうのだったら色々考え方はあるのに赤ばっかりっていうのは、昔から赤で売っていた車はよくあったように、ある意味自動車業界のDNAに刻まれた習性のような気がするんだよね。

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