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HONDA HONDA HONDA
Posted: 2021年9月11日 10:16 自動車コラム

デカすぎる 高すぎる 「俺たちのホンダ」はどこから方向性がずれたのか
https://bestcarweb.jp/news/49063?mode=short

恐らくキーポイントは90年代だと思う。

90年代のホンダ車は主にアコードワゴンだがUSホンダ製の車の評判が良かったり、当のアコードが当時のこのクラスの車では珍しい3ナンバー車だったりしたし、決定打はクリエイティブ・ムーバー系の車・・・特にオデッセイが爆発的にヒットしたことだと思う。

オデッセイは一貫してアコードと同格くらいの車格・値段だけど、初代から完全な3ナンバー車で、長さや幅もマークIIとかよりも大きいくらいだった。

でもオデッセイから遡ること5年にも満たない頃に出たエスティマが「でかすぎる」と言われて不評だったのに、それと高さ以外はほぼ同寸のオデッセイがアレなんだから、そりゃあ「多少大きくても問題ない」という意識が生まれる。
(オデッセイ以外にはCR-Vもめちゃ安かったが3ナンバーだった)

そして、追い打ちをかけるように、それらの車の次世代の頃には「国内至上主義者」や当時のブームだった「ダウンサイジング」の声を聞いて一転してダウンサイジングに努めたりしたんだけど(典型的なのはCF/CLアコード)、これがあんまり評判良くなかったんだよね。

それなら、同じ失敗の可能性があってもどっちに転ぶかと言われれば、調子の良かった90年代半ばの路線に回帰するのが安牌と判断されてもおかしくない。

最後のNSXに、さらなる限定モデルがあった!? 新色カーボンマットグレー完売
https://driver-web.jp/articles/detail/39153

NSXが思うように売れなかった理由のひとつに、こういう2000~3000万級のハイパーカーなのに、それとは0の数が一つ足りないようなノリの商売してるからダメだったんじゃないのっていうのがある。

少なくとも、最後のタイプSが限定車であるのはよい。
でも、全体の予約枠の店舗配分はともかくとして、「どういう仕様の車があるか」というのが最初から固定されているのは大変良くない。

それはこの手の車とは真逆の意味で生産体制に制約のある大衆車(量販車)の商売であって、大量には作れないがその分小回りは利かせられるマジモンの高級車の商売ではない。
或いは、納期とかの都合上一括仕入れせざる得ない輸入業者の商売(これ輸入車だけど)

この手の車は基本受注生産であり、特注上等の部分もある車だから、より特別な車とするためにNSXも(限定台数は設けてもいいけど)完全受注生産・色でもなんでもユーザーの自由に選べる体制でで売るべきだった。

どうせこれが最後なんだから納期が年単位になっても問題ないんだし、色んな色を用意しても最悪30台全部がカーボンマットグレーで埋まってもそれで良しとするくらいじゃないと。

こんな半ばお仕着せの車に3000万近く出すのは余程のンダヲタか、或いは単純にモノへのこだわりが無く、分かりやすい希少価値だけで動く転売ヤーなんですよね。

トヨタですら、その辺り理解してレクサスではできる範囲でオーダーメイドプランがあるのに、ホンダは今日本で一番高い車を作ってるのに、その意識がなかった。

むしろ初代のほうがこういうところは「スーパーカー」然としてましたよね。

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