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ヤリスバン
Posted: 2021年8月12日 21:36 自動車コラム

2人乗り商用仕様の「ヤリス」や「ジムニー」ってアリ!? イケてる海外モデルは日本でもウケる?
https://kuruma-news.jp/post/407590

皆「貨物車」という語感の前に「実用性」の面ばかりに目が行って、単純に維持費が安くなるという視点が一切合切抜け落ちてるのがなかなか面白いな。

ちなみにこのヤリスバンが日本でも発売された場合、自動車税は年額8000円である。

そもそも、日本ではこのクラスの貨物登録の車は当然ながら車体の小ささなどから荷物を積むという用途は基本的に重要視されておらず、「より廉価で経済的な乗用車」としての側面が強い。

これぞかつて豪華競争に明け暮れていた軽自動車において、アルトが「そんな視点があったのか!」ということで爆発的なヒットを呼んだ「軽ボンネットバン」の以来の伝統である。

とはいえ各国の法規・習慣は違うと思うので、貨物仕様化にあたってリヤシートが無くなった理由はすぐには汲み取れないが、少なくともジムニーにこの貨物仕様が海外で登場した理由は、乗用仕様が排ガス規制とかの影響で一部地域では販売できなくなったけれども、規制の甘い貨物仕様なら売れる(&後ろに人も乗せないから定員が減るデメリットも小さい)ということで、ある意味脱法的な選択でもあるのだが・・・。

しかしジムニーにおいても軽登録のモデルはJA11までの時代は4ナンバー車しか存在せず、5ナンバーが出てきたのはJA22などが出てきたときなのだから意外と最近の話である。

もちろん、貨物登録ということはメリットばかりではなく、デメリットも同じように発生し、特に登録車では継続車検が1年になるところなどは代表的なデメリットの一つだろうし(1ナンバーになると高速料金や、保険なんかでも差が出てくる)、このクラスでは常に家族が一塊で移動するためのファミリーカーにはなり得ないところも、「乗用車」としてはあまりに大きすぎるデメリットではあるが。

少なくとも小型車の貨物仕様というと、4ナンバージムニーのリヤシートはただでさえボディ形状上不利な室内スペースから無理やり荷室を捻出するために作られていた感がすごくて、あれで人が乗れるのか疑問だった記憶しかない。

逆を言えば近年の日本でも乗用モデルを無理やり貨物化して売り出した例としてハイゼットキャディーがあるが、この車は最近の車には珍しく後席が無い2シーターバンだった。

これの後席が無かったのは、さまざまな法規や環境の変化により、ボディ寸法に限りのある軽自動車では室内スペースは徐々に狭くならざるを得ないが、そうなってくるとあの車ではリヤシートを付けるとどうあがいても貨物車の基準を満たせなかったのか・・・という思いを新たにするのである。

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