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滅びゆくもの
Posted: 2020年7月20日 23:06 自動車

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ボ ン ゴ 。

10年前はバネットを「ボンゴ」と呼ぶボケを楽しませてもらったが、今度は「ボンゴ」をタウンエースと呼ぶボケが生まれたワケじゃが、とはいえまあな。

昨今のトヨタとの蜜月さと、昨年末~年頭頃からマツダのチラシで「如何にも思わせぶり」なものが出回ってはいたから、まあある意味順当である。

とはいえ、何故ボンゴの新車を自社開発しなかったのかと言えば、マツダ側の事情は語り尽くされてはいるが、他方を見渡してもそもそもタウンエース自体もダイハツのOEM、今このクラスで自社開発品を持ってるのが何気にニッサンと、タウンエースのおまけで売り始めたダイハツだけとかいう妙な事になっているが、よく考えてみればほとんどこれ淘汰に近いんだよな。

500kg~1t積みくらいの4ナンバー中型バンって、今需要が一番落ちているらしいから、新しく作るくらいの旨味が無いのがひとつ。

そしてもう一つが、ミニバンの発達によりかつては一つだったモデルが乗用と貨物に分離していること。

昔みたいに1台で全てを賄う展開だったら、まだなんだかんだで各社自社開発車が生き残っていたかも知れない。

でも今はミニバンには乗用車としての完璧な資質が求められるから、昔みたいな鷹揚な車は売れない。無理に共用化しても、どっちかの特性に引っ張られてどちらかが売れないってパターンに陥るだろうから、やる意味もない。

これより小型のモデルになると、もう登録車では貨物モデルが成立しなくなるのでまだ貨客分離がハッキリしてない軽貨物になるし、上になるとまだ利幅を大きく取ることができるので単独でもなんとかやっていける。

でもこのクラスはちょうどその間のエアポケットで、法規の変化などで開発費が掛かるのに薄利多売が求められるから、台数が出ない貨物はもうどこも作れないんだろうね。
作れてホントにこのダイハツ連合みたいに海外向け車両の転用くらい。

そういう意味では、車が進化したが故に、その進化の果てに居場所が無くなって滅びゆくカテゴリーなのだろう。

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