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カッコインテグラ
Posted: 2020年5月14日 19:14 自動車コラム

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なぜ消滅続出?? 日本車が何度も挑戦し何度も挫折した「小さな高級車」たち 4選
https://bestcarweb.jp/feature/column/151175

何度か触れているけれども、「小さな高級車」というカテゴリーはイメージに反して所詮は「オタクの乗り物」なのだ。

理由は単純で、日本では明確な身分制度が存在しないので、この手の車の需要自体が存在しない。

高級車は大きく、豪華で、綺羅びやかでなければならない。
それは日本に限らず万国共通の認識である。

そういった要素を小さなボディに詰め込むというのは、所詮理詰めを好むオタクの発想である。

大きいのが辛いからダウンサイジングで・・・となったら、誰でも遠慮なく軽自動車に乗れ、そしてそれで後ろ指指されることが無いのが日本なのだ。

恐らく「小さな高級車」の原型はイギリス車だと思うが、逆に何故イギリスにこういう車が存在するか、となると、それはイギリスの市場性的に、メーカーごとに明確な「序列」が存在し、またその「序列」に従ってユーザーとなる人間の身分・属性が明確に分かれているからとなる。

だから、イギリスではいくらカネを持っていてもロールスロイスとかに「庶民」は「乗れない」し、その逆も然りなのだ。

代表格であるバンデンプラス・プリンセスなんかも、ベースは大衆車ではあるけれども、上流階級の人間が乗るために設えを変え、ブランドを変え登場しているのであり、決して「庶民」のプチ贅沢のために作られた車ではない。

近年で言っても、アストンマーチンのシグネットは中身はトヨタで値段も「普通の」アストンマーチンより遥かに安価だったが、決して庶民に売る気は無かった車なのである。

それにこれはイギリス独自のガラパゴス文化であるとも言える。

同じヨーロッパでもイギリス以外では小型高級車の需要は基本的に低く、かつてのルノー5のバカラが「小さいのに豪華である」と話題になる程度には需要が無い。

だから、需要が無いところに無理やり突っ込んでいっても、そこに客が居るわけがないのである。

***
そもそも、「小さな高級車」というカテゴリーが日本で定着しないのは、ホンダのインテグラが一介の小僧車で終わった時点で最早明白だろう。

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