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兵どもが夢の跡
Posted: 2020年5月 5日 19:15 自動車コラム

超名門車が沈んだのはホンダのせいか日本ユーザーのせいか シビックよ、どこへゆく?
https://bestcarweb.jp/feature/column/148948

なかなかの良記事じゃったが、できれば2000年代後半のアキュラ日本導入計画にまつわる混乱にも触れてたらさらに良かったのう。

EU辺りから変質し始めたっていうのは確かにそうだけれども、EU系はまだそこそこ売れていた時代だったし。

それよりも決定的にシビックのブランドを毀損する要因となったのはまさしくレクサスに触発されてぶち上げたアキュラ日本導入計画である。

FDがセダンのみのラインナップだったのはその名残と言われている。

ホンダはアキュラ導入に際してラインナップの大幅な再編も行おうとしていて、アキュラ導入となるとNSX・レジェンド・アコード辺りがアキュラ移行となり、ラインナップに穴が空くことになる。

そのため、フィットが定番化したことで立ち位置が半端になりつつあったシビックをDセグに格上げしてアコードの後釜に、またアコードも名前は無くさず国内向けモデルよりも一回り大きい米国アコードを導入してクラスアップ・・・というような予定とされていた。
(後に勝手にアコードは米国仕様と原則共通化されてクラスアップしたけど)

しかしながら、威勢よくぶち上げたのはいいけど計画自体は順調には進まず、発表からしばらく立った頃に新型車とかの情報よりも先に導入の延期が発表、挙げ句08年のリーマンショックを機にさっさと白紙撤回となってしまった。

だが、アキュラ導入を前提としたラインナップの改変自体は止めることができず、アキュラ化を前提に開発されていた「新型アコード」は質感も価格も大幅に上がったけどそのまま「アコード」に、そして本来日本でもアコードになるはずだった米国アコードはUC型同様再度インスパイアに、シビックは3ナンバー+セダン+上級移行というよくわからない車になった。レジェンドは放置された。

結局のところ、シビック凋落の要因はシビック単体の「ブレ」だけではなく、メーカー全体の極度の迷走も主要因なのであり、「アキュラ」が日本のラインナップを徹底的に破壊してしまったからなんだよね。

真っ当なCセグメントという意味でも、一時期は大ヒットしたインサイトにホンダが恋々としているから、シビックの戻るべきポジション自体が無い状態が続いている。

逆を言えば「アキュラ」の蚊帳の外だった小型車が比較的堅調なのは、こういう混乱に巻き込まれなかったからとも言える。

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