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「売れない」の意味が違う
Posted: 2020年4月13日 21:19 自動車コラム

カタログを置く場所がない! クラウンは売れない! トヨタ系ディーラーが抱える「全店全車種扱い」の難題
https://www.webcartop.jp/2020/04/514718/

記事では「クラウンは売りづらい」を象徴的に扱ってるけど、そもそも系列の論理自体が本来は競合による研鑽で、個性化では無い。

だからこそ無数の「兄弟車」が存在する(した)わけであり、それを望んだのも販売店側だ。

ネッツ設立辺りから販売店ごとの個性化を始めてるけど、それは市場規模の縮小によるシュリンクとも言える。

確かにクラウンは多系列の時代でも基本トヨタ店のみの特別な車で、クラウン(以上)を代々お買い求めになるような上客はあまり他系列には来ないかもしれないが、それ以外は「兄弟車」のお陰でどの系列でもある程度上級車種の取り扱いの経験があるのがトヨタであり、今回の全車全店扱いは車種整理などによって一時期は減らされていたラインナップが復活するに過ぎないとも言える。

ただ、その際に不運だったのはシュリンクに際して誕生したネッツは旧トヨタオート・ビスタという、系列の中では比較的新興かつ傍流だった系列が統合されたわけで、この辺りで老舗のトヨタ・トヨペット店や、大衆車の取り扱いでは強みのあるカローラ店などと比べて、こういった兄弟車の弟分ばかりが設定されていたネッツ系は大変不利な立場にあり、その辺りの顧客層の厚さ・属性の違いで「怨嗟」が生まれている可能性はある。

結局、販売店は売れる車は欲しいんですよ。

先にも述べたとおり、トヨタの兄弟車は基本的に「売れる」車に設定されていたわけで、それは単(ひとえ)に「アッチのあれが売れている→ウチにもそれをくれ」で拡大していったわけで、クラウンがバブルの時みたいに年間20万台とか売れてたら、販売店は三顧の礼で受け入れてたよ。

本質は変なノルマを増やしたくない、これだ。

だから、アルファードを「押し付けられる」分には何の文句も出てないでしょ。

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