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スカイラインとは何か
Posted: 2020年4月 7日 15:12 自動車コラム

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【伝統を切り捨て自滅!?】日産スカイラインが売れなくなった理由
https://bestcarweb.jp/news/141143

記事を要約すると「R32みたいな車を作れ」でした。完。

そもそもR32自体が成功作かと言われれば、89年春登場というバブルの絶頂期に開発・発売された車にも関わらず、走りの評価以外は芳しくないし、出せば売れたあの時代に登場しながら、評判の悪いR31より売れなかったという事実は隠匿されがち。

もちろん、じゃあR32ユーザーの声を聞いて開発されたR33が売れたのか?と言われれば残念ながら32より売れなかったし、それならということでユーザーよりは外野の声を取り入れて再度コンパクトなスポーツ路線に戻った34はさらに売れなかった。

結局のところはみんな「スカイラインとは何か」という答えを持っていないことになる。

究極的に言えば「『伝統』と言えるほど確固たるものが無いのがスカイライン」と言っても過言ではないかもしれない。
基本的に風見鶏的な変化ばかりしているわけですし。

とはいえ、元々スカイラインは「プリンスのスカイライン」であったわけで、ニッサンとの合併が無ければマークIIやローレルの対抗馬となるようなメーカーの屋台骨として確固たるものを持って進化を続けられただろうけど、ニッサンに取り込まれた以上は正統派のアッパーミドルであるローレルとの差別化が必要なわけで、スポーツイメージに特化した戦略を採らざるを得なかったというところであり、「伝統が失われた原因は何か」と問われると最早それは直近の話ではなく、50年は歴史を遡る必要があると言える。

そういう意味では自分はV35以降の世代は実は「プリンス・スカイライン」に回帰した車と評価しているし、「プリンスの威光」があったような世代にピークがあるというのは、やはりスカイラインというのはそういう車なのだと思う。

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