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唖然
Posted: 2019年10月 3日 07:25 自動車

アテンザディーゼル スカイアクティブ2.2Dの場合 質問、メーカーの方へ
https://t.co/8ayf3NC91l

イマドキのディーゼルがなんでEGRを大量に回してるのか何一つ理解してないってすごいっすね・・・

ユーザーレベルでの認識なら「仕方ないなぁのび太くんは」で済む話ですが、お金を頂戴するプロがこれをユーザーのためだと思ってるんなら、この車屋は廃業した方がよろしい。

そりゃ、理屈的に言えばEGRって言うのは回さない方が効率がいいのは確かなんですよ。

EGRは排気を吸気側に再導入しているわけですし、本来は無くてもいいものでもあるのですから、新気だけを吸気するよりは絶対に効率は落ちるし、新たな装置を追加する分の信頼性の低下もある。

でも、こうしなきゃいけない理由って、取りも直さず排ガス規制対策であり、要するにEGRカットというのは勧んで車検不適合の状態に持っていっているのと同義だし。

特にSKYACTIV-Dは理屈的に言えば矛盾となる部分を強行突破して販売に漕ぎ着けたエンジンなので、近年のクリーンディーゼルの中でも一等トラブルが多いっていうのは確かであるのだけど、SKY-DのようなSCRみたいな明確なNOx処理装置を持たないエンジンの場合は(持っていてもやってますが)そういうのを通して燃焼温度を引き下げることでNOx対策をやっているわけです。

EGRを塞ぐと新気しか吸気しないことで一見パワーも上がり燃費も良くなり、燃焼温度も上がって黒煙も減るのでよいことづくめに見えるけど、あくまでそれは廃人がいけないお薬打ってハイになってるのと一緒で、問題の解決になるどころかむしろ解決から遠ざかってしまう。

本来はそういう不調対策っていうのは、まず最初にそういう不調に陥らないための予防対策があり、その上で手間暇惜しまず徹底的に整備・修理するなりするのが本来の姿であって、その手間やコストを惜しんで(面倒くさがって?)、あまつさえ鉄板一つで解決するのになんでメーカーは動かないんだっていうのは、車の構造を何もわかってないとしか言いようが無いじゃないか。

***
そもそもディーゼル車のEGRカットは20年くらい前にミツビシのディーゼルでディーラーとかも巻き込んで大々的に行われた手法で、この業者みたいにEGRの経路に全く同じような鉄板を挟んだりして無効化していたみたいなんですよね。

こちらの場合は元々4M40の初期型はまだ黒煙が多かったことやどうもEGR周りに欠陥を抱えていたのが原因みたいなんだけど、一見はEGRをカットすることでのメリットの部分が分かりやすいから最初は好まれたんだけど、最終的には排気温度の異常上昇が原因と思われるタービンブローや排気系のセンサーの破損などのトラブルや、そもそもEGRカット用の追加パーツがいつの間にか溶け落ちてたりなど、致命的なデメリットが徐々に出てきて「これは悪だ」っていう方向に自然となっていったんですよね。

顛末はこちらに少し載っております。

デリカのタービンが壊れる
https://www.sgd4.com/turbo.htm

結局、EGRっていうのは排気温度を制御する役割もあるんだから、それを無効化すると際限なく温度が上がる(しかもターボ車なんだから余計上がる)っていうのは、ちょっと考えればすぐ分かるよね。

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