Driver's High


Home > 自動車コラム > タコメーター、軽にとっては「飾り」? 非装備でも構わない理由とは

タコメーター、軽にとっては「飾り」? 非装備でも構わない理由とは
Posted: 2018年9月 5日 17:10 自動車コラム

https://kuruma-news.jp/post/93208

タコメーターと言えば、初代オデッセイにこんな逸話がある。

AT専用車にタコメーターなぞ要らぬという理屈(たぶんコストカットも目論んでいる)で当初タコメーターを付けなかったのだが、当時はまだ車に一家言を持つお父さんが多かったせいか、見た目は立派な車なのにタコメーターが無いとは何事かというクレームが殺到して、結局タコメーターを追加設定したっていう。

実際、当時タコメーターが無い車と言えばとにかく小型車や貨物車の廉価グレードみたいな、如何にもチープな車が主だったので、3ナンバー車で車格的にもアッパーミドルに位置するような車でタコメーターが無いっていうのが俄に信じられない時代であったとはいえね。
(でもオデッセイの場合、何の工夫もなく中央にどでかいスピードメーターを配置するという、如何にもそういう安い車を連想させる拙いメーターデザインだったのも不評だった一因だとは思うが)

とはいえ電子制御で車全体が精密に管理・制御されるようになった90年代以降、AT車ともなれば効率のいい走りも車が考えてくれるし、シフトミスでのオーバーレブもエンストも事実上起こりえないのだから、ホンダが考えたようにイマドキのAT車に人間様が数字を読み取るためだけのタコメーターなんぞ要らんわけである。

そういう意味ではイマドキの車、特にファミリー色が強くてそこまで車らしさに拘りが無いようなユーザーに売り込む車にタコメーターが無いというのは合理的だし、そうしたところでクレームが出なくなった昨今というのは車に対する見識が昔より上がったような気もする。

一方で、そもそもタコメーターの無い車しか乗ったことがない(知らない)という人も割りと居そうだから、そもそもタコメーターの役割・存在を知らないという面もありそうで、そうだとするとまたアレな感じである。

でも、そういう「タコメーター無しアレルギー」を日本人から取り去ったのは、(トヨタの)ハイブリッドだよね。

構造上、タコメーターの意味が普通のAT車以上に無いのだから、2007年のレクサスLS600hが登場するまでタコメーター付きのハイブリッドモデルって(構造がまるで異なるクラウンマイルドハイブリッドを除くと)存在しなかったくらいだし。

逆を言うとユーザーの年齢層が高いと予想されるレクサスLSやカローラや、ユーザーが口うるさそうなスポーツグレードではハイブリッドでもタコメーターを付けたりみたいな臨機応変の対応をしてくるっていうのは、如何にもユーザーの属性を見切られている感じで、トヨタの強かさを実感する一面。

にほんブログ村 車ブログへ   

Comments:0

Comment Form











           

Recent Entries

Categories

Archives

Tag Cloud

Blog Ranking