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なんちゃって #とは
Posted: 2018年7月23日 22:04 自動車コラム

https://www.webcartop.jp/2018/07/259153

パジェロこそ日本における「なんちゃって4WD」の元祖じゃが、こういう記事書いちゃうかー・・・。

要するに当時をよく知らない若いライターさんなんでしょうね。

まあ最近はある意味で東スポポジションをゲットして愛されてるベストカーより純粋に記事の質の悪いカートップさんだから仕方ないのかもしれないけど。

この辺りは時代の移り変わりもあって、パジェロの撒いた種に乗っかって出てきた「小型都会派SUVの開祖」エスクードがフレームシャーシ+パートタイム4駆の基本構造を近年まで堅持していたが故にいつの間にか本格派の範疇で括られるようになったように、結局「そういうのもあるのか!」がどんどん進化して軟派なコンセプトが受け入れられるようになっていったからこそ、パジェロや(旧)エスクードはそういうポジションに相対的にスライドしていったわけですが。

パジェロにしても、最初はコンセプトが異端過ぎて売れてなかったんですよ。

この手の車は当時はランドクルーザーやジープみたいな実用車のイメージが強かったので普通の人は形を見て敬遠するし、逆にそういうのが欲しい人から見ればヤワ過ぎて役に立たないからやっぱり要らないと。

例外としては雪国で必ず4WDの走破性が必要になる地域の人には乗用車の快適性と4WDの走破性を一度に得られる便利な車としてスバル車と並んで定番ではあったのですが、本格的に売れるようになったのはパリダカ絡みの宣伝を始めた80年代後半辺りからですね。

***
ではここでパジェロの生い立ちを整理してみると、パジェロって確かに元々はフルフレーム方式の4WDクロスカントリーカーですが、ジープやランドクルーザーのように専用にオフローダーとしてのプラットフォームを立ち上げているわけではなく、当時ミツビシが販売していたピックアップのフォルテをベースに作っています。

カジュアルなモデルを作るといっても今と違って乗用車のモノコックフレームを元にSUVを作るという発想が日本には無かった(アメリカでは同じ時期にまさにそういう乗用SUVの雛形を全て盛り込んだAMCイーグルが出ている)わけで、既存のフレームシャーシを持つ車の中から現在のSUVのコンセプトに通ずるモデルを作るために選ばれたのが、当時ピックアップモデルでありながら乗用色の非常に強かったフォルテなのですね。

ですからこの時点で同じフレームシャーシの車でもジープよりは数段ヤワで(そもそも前輪は最初から独立懸架ですしね)、オフロード性能もジープなどと比較すれば不足気味だったこともあって、パジェロ=本格派というと鼻で笑う人が古今東西普通に居るくらいであるのです。

結局、パジェロが売れる原動力となった要素に「乗用にも耐えられる快適性・取り回しやすさ」があったわけで、ラリーに関する宣伝を駆使して爆発的に売れだしたような車であるわけですから、本格派というにはやっぱり本来は足りない車なわけです。

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