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N-VAN
Posted: 2018年6月 1日 11:38 自動車

ステップワゴンがぶつかっても安心な車という評価を頂いたのと同じ日に、止まれなくてぶつかるからリコールという渾身のギャグをカマしてくれたホンダさん。

そして本日なんだかいろいろ心配な車だったN-VANのティーザー第2弾が公開された。

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n-van_003.jpg

荷室長は後席折り畳みのみだとN-VAN約1.5mに対してアクティは1.7mなので、-20センチ。

果たしてボディ形状的には従来の箱バンよりは圧倒的に不利なはずのトールワゴンベースで、この数字は頑張ったと見るべきだろうか。

助手席まで倒すと2.6m強らしいが、よく見ると助手席のフットスペースまで寸法に加えてしまっているので、実際に実用的に使える最大長は2m強くらいだろうか。

この辺りは室内寸法は測定ができる空間さえ確保されていればメーカーの胸先三寸で測定基準を決めてしまっても問題ないし、多少でもアクティより広く使える可能性があるというのならそれでいいので、まあそういうことにしておこう。

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フロア高はなんと15センチくらい下がっている。

しかしながら、495mmでもいいから40cm台のフロア高を実現していればよりインパクトはあったと思うが、低床低床言ってもこの辺りが限界かな。

一応ハイルーフは荷室高も10センチ程度高くなってるけど、本当に高さのあるものを運びたいとなると、箱バン系の車だとハイゼットデッキバンみたいな軽トラとの折半型が必要になるので、やっぱりやや中途半端かな。

実際、案外この車が真価を発揮するのはそれなりに荷室(荷台)の狭さが相対的に問題にならないデッキバンスタイルかも。

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流石に最大積載量は350kg。

軽貨物ならこれだけ積めないとそれこそ誰も買わないわけで、流石にここはどっかの貨物みたいに150kgではいけない。

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たぶん広報のしかた・グレードの設定を見ているとバモスの需要もこれで吸収したいようだけれども、バモスと違って今回は全車4ナンバー。

この手の4ナン車で今みたいな広報をしているとなると、つまり結局のところそういうかつてのボンネットバンみたいな節税乗用車としての需要を考えることになるが、そうなると最低でも前席に2人はちゃんと座れないと厳しいと思うのだけれども、助手席をキチンと作った仕様っていうのは存在するんだろうか。

GとかLみたいなアクティバンから乗り換えてくれるような人が買うグレードならどう見てもジャンプシートそのものの助手席でも割り切ってくれると思いますけど、バモスから乗り換えるような人だとたぶんあの助手席は大マイナスだと思うよ。

未だに助手席と後席を立てた写真が公開されていないところを見ると、その辺りを公開してしまうとセールスに響くと判断している可能性が高いと思うのだが。

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とりあえず現時点では思っていたよりもまともな車に見える、といったところか。

ウェイクなどのスーパートールタイプの軽ワゴンを見たときに一瞬夢見た超低床貨物というのは意外と難しい概念だというのはハイゼットキャディーで思い知らされましたけれども、とりあえず真面目に作り込めば完全に従来型を代替することは不可能でも、それに匹敵しそうな車は作れるという意味で。

そもそも後輪駆動ベースで作らずFFベースにする、そして今流行りのスーパートール系シャーシをベースにするまでは、これはある意味で誰でも思いつくと思うんですよ。

パッと見れば見事な箱型でしかも床が低い。
とても貨物に向いている気がする。

ただ、結局突き詰めていけばそういう車は良くも悪くも「最新設計」で安全性その他の関係で「イマドキ」な造りになっていますから、それをベースに貨物を作るとなると、アトモスフィア的な空間設計で誤魔化せる乗用ユーザーとは別の次元で車を見てくる貨物ユーザーの反応が問題なだけで。

これは結局「ホンダらしさ」というよりはこういうプラットフォームをベースにして車を作るならこうせざる得ないという方が自分は大きいと思うわけで、結局乗用で常識になってる概念を貨物に持ち込むというのがある意味で新しいわけですよ。

結局、アソビ車的な広報スタイルにもなってるのは、そういう風に「条件が許される限りはまともにできてるっぽいけど、物理的限界はどうしようもない」というこの車の根本的な問題点が大きいわけで、一定数のユーザーが離反するのは確実だから、どちらかといえば乗用寄りの新規ユーザー獲得ができなければ最早どうしようもないっていう切実な事情があるんだと思います。

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