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「カーナビゲーション」が終わる日
Posted: 2017年12月27日 05:34 自動車コラム

http://japanese.engadget.com/2017/12/25/60/

ある意味、Wazeが高性能ナビゲーションシステムとして機能する国特有の話題でもあります。

日本では現状このような問題が発生することは当面は無いと考えられます。

しかしながら、Wazeのサービス自体は日本でも以前から展開されているわけでありますが、では何故日本ではこのような問題が起こり得ないのかと言えば、Wazeのシェアが低すぎるのがそもそもの理由でありますが、日本には他に優秀なナビがあるのに何故起こらないのかって?

その「優秀な国産ナビ」がキモなんですね。

日本のカーナビシステムっていうのは、実はある程度ルート選択アルゴリズムが公安委員会の指導で決まっておりまして、Wazeのように動的にかつ無制限に最適なルートを選ぶことができないんですね。

ですから、地図データなどの情報量が同じ場合、各社のナビを比較しても基本的にほとんどルート案内の精度に差が出ることはありません。

これはVICSを始めとした交通情報取得機能を持ったナビゲーションでも同じで、一見VICSなどを付けていると案内ルート上の混雑などに応じてルートを再選択しているように見えますが、その再選択ルートにしてもある程度の規則性と制約を持って選ばれているわけです。

ですから、ガチの裏道を抜けていくということが国産のナビというのは実はほとんどない。

だから日本ではこのテの問題が起こらないわけです。

しかしながら、国産ナビはそういう「制約」が存在する手前、各社横並びにも近いような状況であり、そしてハードウェアが高性能化しナビ自体が人口に膾炙するにつれて、安いナビと高いナビのナビゲーションシステムとしての性能差が無いに等しい状況になりつつあるのですね。

これが、現在のスマホのナビアプリの全盛と、対する据え置き型のナビゲーションシステムの衰退の構図です。

とはいえアプリにせよ何にせよ、値段の高低はともかくとして今はまだ一定の高品質を期待できる国産ナビの方を皆さん選ぶわけですが、Wazeのようにナビのデータそのものがリアルタイムに進化していくようなナビアプリが国産ナビと同等以上のデータを手に入れたその時・・・恐らく一気に国産のナビの牙城って崩壊すると思うんです。

現にWazeは自分も実験的に色々使ってみたことがありますが、地図データがちゃんと作られている地域ではナビとしてキチンと機能しますから、これにガチのリアルタイムプローブによるフレキシブルなルート検索が加わったら、これはもう現状国産のナビは絶対に勝てない、そう思えるほど良く出来ているわけなんですね。

今はまだWazeのように潜在能力の高さを感じる海外製ナビは少ないのと、初期のマツダコネクトが採用したハンガリー製のナビがあまりにもうんこだったりしたような事例もあったので、今のところまだナビの方では日本製ナビが世界一の地位にあると考えている方は多いわけでありますが、けれども近年は海外でもカーナビ需要は急増しているわけで、急激にその差は縮まりつつある。

どこが突破口になるかはわからないけれども、しかし現にそれをこじ開けようとしている存在はいくつかあるわけで、故にそろそろそういう面でも考え方を変える時期が来ているんじゃないかなって思うわけです。

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