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200万円の壁
Posted: 2017年12月18日 03:39 自動車コラム

20年前の当時でも既に乗用車でエアコンレスって結構珍しくなってたはずなんだけど、当時のベスモなんかを見てると割りとこのタイプRシリーズの高性能低価格の代償(?)であるエアコンレスが割りと当たり前のように受け入れられてたりする。

まあこの当時だとガチのスポーツモデルや競技ベースグレードには高額車で普通にエアコンレス仕様が残ってたし(BNR32のN1・NISMO仕様やNSX-R等)、そういう意味ではその延長線上的な捉え方だったのかもしれない。

しかしイマドキだと一時期の86の最廉価グレードがエアコンレスで壮絶にぶっ叩かれたように、たとえ「競技ベース」という錦の御旗を掲げても最早パワステ・エアコン・パワーウインドウというかつて「フル装備」と謳われたアイテムは家電の三種の神器のように「あって当たり前」のアイテムとなっており、「俺たちが買えるくらいお買い得な良い車が欲しい!」と声高に叫んだところでエアコンやパワステが無い車は「あり得ない存在」なわけである。
(そういえば現行ロードスターが手折りミラーな事に衝撃を受けていた人も居たな)

とはいえバブルを経て自動車への要求レベルが一気に上昇した90年代以降、車の価格と仕様と車格は肥大する一方で、当時でもこのタイプR系の価格設定は(快適性の代償があるとはいえ)異常に安いって言われていたレベルなので、「今から見て昔は車がこんなに安かった」と言うにはちょっと比較対象が不適切な気もする。

同時期の車だとシルビアやFTOなんかは普通にタイプRより高かったわけですからね。

要するに何かの代償を受け入れられるのならば今でもそれなりに車は安くできるのだが、そうは問屋が卸さなくなっているのだ。ユーザーが。

だって、アルトバンですらパワーステアリング・エアコン・キーレスと必要最低限の安全装備が付いているのに、これを皆さん「何も付いてないショボい車」って言う。

とはいえ、シビックやインテグラのタイプRが出た90年代半ば頃というのは実は自分はRVの人で、このテの車の存在には滅法疎く、そもそもNSX以外のタイプRがあることを知ったのはグランツーリスモだったと思うし、ランエボやインプの存在、或いはGT-RだってR33が出ていることを知ったのはゼロヨンチャンプだったような気もするレベルなので、実は当時のスポ車界隈の空気感はほとんど知らなかったりする。

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