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センチュリー
Posted: 2017年10月 5日 22:55 自動車

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遂に登場次期センチュリー。

最も6年前にモーターショーに出品したスタディモデル・FSハイブリッドコンセプトと大まかなシルエットは変わっていない気がしますが、それでもなんだかロールスロイスのパチもん臭かった部分が上手く薄まって、代わりにセンチュリーらしさをしっかりと表現したディテールになっているところは「流石」ってところでしょうか。

FSハイブリッドコンセプトを見た時はあまりにもセンチュリーっぽくなくて不安だったものですが一安心。
同じく最高級車だったプレジデントがコロコロデザインを変えることで、それを良しとしないユーザーから徐々に見放されていったのとは対照的に、この車は50年間変わっていないわけですね。

プレスリリースではケツ下がりのシルエットについて軽く触れられていますが、ニッサンではケツ下がりデザインはJフェリーを始めとしてこういうデザインを採用すると絶対外れる鬼門ですが、逆にトヨタだとケツ下がりデザインの車は尽く当たる縁起のいいデザインなんですよね(w

ということはこの車も今後20年を戦い抜けるアタリの車です。

ドライブトレーンは専用エンジンは遂に脱ぎ捨て、先代LSのV8ハイブリッドを流用。
ロールスロイスですら先代ファントムになるまで載せることのなかったV12エンジンを搭載していたという、孤高のステータスポイントこそ捨てることになりましたが、流用とはいえこのご時世にV8を奢れる車というのも希少なわけで、新型になってV8を積むことが許されなかったLSよりもセンチュリーの方が格上であるということを存分に示しているポイントであると思います。
それにシステム出力は445馬力もあるシステムですから、不自然に280馬力に抑え込まれていた1GZよりも余程パワフルでスムーズなパワートレインと言えるでしょうな。

それ以外にもセンチュリー伝統のウール内装とか、バブルの頃まではクラウンとかでも見かけたけれども、最近の車ではほとんど見ることのなくなった手間の掛かる素材を惜しげもなく使う辺りとか、やはりセンチュリーってトヨタの中でも別格の扱いの車なんだってよくわかりますね。

最も、それと同時にこういう車は基本的には個人ユーザーのことはあんまり考えてませんから、レクサスのドライブトレーンをあっさりと流用したように、意外と色んな車からの部品の寄せ集めで出来ていたりするので、たとえば今後発売してメガウェブとかにこの車がやってきたとき、ウキウキして乗り込んでみたらヴィッツとかの部品が堂々と使い回されていたりしても、「これだからトヨタは」とか言っちゃダメですよ。

でもセンチュリーを「旬」という概念で表現すると難しいけれども、プレスでは最新のテクノロジーをふんだんに採用したフラッグシップモデルと喧伝されているけれども、これがまた20年そのままって可能性も高いんですよね(w

V8ハイブリッドのドライブトレーンにしても、トヨタセーフティセンスPを始めとするデバイスにしても。

先代が出たての頃・・・つまり1997年当時のセンチュリーのテクノロジーレベルはどうだったのか?と問われると、間違いなくあの当時では最高の技術が注ぎ込まれていたと思いますし、基礎の部分は20年間ほぼ陳腐化はしていなかったとも思います。

しかし、プリクラッシュセーフティシステムを始めとする「21世紀の技術」に対しては恐ろしく鈍感な車だったことも確かなわけで、改良自体は数年に一度は必ず入ってはいましたが、大枠はほぼ1997年当時の姿のまま20年売り切ったわけですよ。

今後20年は恐らく自動車の電動化・自動化とのせめぎ合いになると思いますが、トヨタの性向からして突発的に燃料電池仕様辺りを出してすぐ引っ込めるみたいなことをする可能性はあると思いますが、結局今度も周りがEVの自動運転車ばかりになったとしても、その中を悠長にV8サウンドを響かせつつショーファーが運転席に座っているというスタイルを貫いたのち、一気に最新トレンドに追いつくってスタイルのFMCをするんじゃないかと思います。

故に「いつ買っても同じ車が来る」という安心感があるのはひとつの武器ですが、同時に個人オーナーがこの車を買うなら、結局一番最初にポンッと買って20年乗り続けるのが、一番この車を楽しむ術なんじゃないかなって。

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