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マツダ・デミオ 13-SKYACTIV
Posted: 2013年8月30日 17:57 インプレッション

DEMIO.JPG

頼んでいたディーラーOPの取り付けにて、代車でキャロルエコが来ないかなぁと思ってたら(ぉ)、デミオSKYACTIVだった。

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そういえばSKYACTIVモデルが登場した当初にやってた試乗キャンペーン以来である。このモデル。

あの時はコンパクトなりになかなかいい、というか、SKYACTIVアクセラの乗り味的な意味でのイメージが悪すぎたので、相対的にこっちの方が良かったというか、まあ今となってもモデル末期なので良く言えば円熟の極みみたいなモデルである。

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ドラポジなんかはハイト系だった先代から一転背の低い正統派ハッチバックスタイルに変化しているので、最近の車としては非常に低いドラポジ。

セダンなんかとほぼ同じようなスタイルであるので、ユーティリティ感なんかも当然薄い。
ただ、最近の車でたまに見かける、アップライトかつウェストラインを下げた設計のせいで、ハンドルが低すぎたりとか、開放感があり過ぎて肩周りがスースーするような感じもないので、その点は安心感がある。

ドラポジ調整はチルトはあるがテレスコは無い。
昔のマツダはむしろテレスコが好きで、チルトは無くてもテレスコはあるなんていう車もあったくらいだけれども、最近はこういうところは普通であるが、最近はこのクラスでもチルト&テレスコが付いてる車は珍しくないので、テレスコが無いのは少々肩透かしか。

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この個体、パッケージオプションの類がどうも全部付いているようである。

即ち、スタイリッシュパッケージ・スポーティパッケージ・コンフォートパッケージの3種である。

パッケージ内容はスマートキーだったり革巻きハンドルだったりウインカーミラーだったりと、最近の車にはよくあるオプションの詰め合わせって感じであるけれども、その中にはこのクラスの車では珍しい、オートワイパーも含まれる。

しかしながら、オートライトが付いてるのにHIDが無かったり(大概はセットで付いてくる。でも確かSKYACTIVデミオはボンネット内にスペースが無いからHID付かないんだっけ)、割と片手落ちっぽいところもある。

最も、今ならばHIDなんかじゃなくLEDヘッドライトが付けれるんだが。

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代車で来た個体は3000km弱の走行であったので、マツダはこの辺りからどうも明確に乗り味が良くなってくる頃合いみたいなので、ちょうど食べ頃な感じである。

乗り味という意味では車体が軽い分だけ軽い乗り味であることは否めないから、欧州車路線というか、国産でもスイフトみたいな重厚感には足りないけれども、ハンドリングとスタビリティ、そして乗り心地のバランスは良くて、なるほどシャーシ部分はかなり完成度が高い。

ハンドリングを楽しむような場面では軽快なハンドリングを見せるも、如何にも作ったようなクイックという感じの軽さではなく、基本的には切ったなりに車が反応するタイプなんだけれども、車自体の軽さがそのままハンドリングに現れている感じで、適度なロール感・ストローク感のある足回りと合わせて肩肘張らない走りを楽しむことが出来る。

あとは意外と高速型らしく、高速走行時のスタビリティも良好、むしろ速度が上がった方が足回りも良い仕事をしてくれる。

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気になっていたCVTのドライバビリティも悪さ、やっぱり全体的に色々と洗練度が低いというか・・・。

最近のCVTはほぼ発進制御にトルクコンバータを使用するタイプがほとんどになってきている。

かつては湿式多板クラッチやら電磁クラッチやら百花繚乱であったけれども、それらのクラッチ式は大体何らかの問題を抱えてしまって、結局通常のオートマチックミッションでノウハウを積みまくったトルクコンバータ式に収束していったのだ。

で、デミオの場合だけれども、このトルコンを滑らせている領域では基本的に加速重視のギアを選んでるのかスロットルが開き気味になるのか、ここの領域ではやたら敏感にスロットルに反応するような走りをするのだけど、いざトルコンをロックアップして走らせ始めると、今度はギアを一気にハイギアに持っていくのか一気にもっさりする。
しかも、ロックアップするときにもなんかガツンとつながるので、余計気になる感じ。

だから特に発進加速の辺りの操作に対する加速感が何だかイメージと常にブレるような感じで、波打つような加速感になってしまう事が多い。

あと、走り出してからもCVTも妙に変速したがる感じで、場合によってはスロットルに合わせてハチングするような感じでコロコロ細かくギアが変わったりする。
なんだか、元気よく走らせたいのか、燃費よく走らせたいのかで葛藤してる感じだ。

なんか、この辺りの連携の洗練度の低さが非常に気になる感じで、そういうところを意識していないと「妙に元気よく走る瞬間」と「もっさりと走る瞬間」の落差が大きすぎて、これが最初に思った「ドライバビリティの悪さ」の元凶のような気がする。

この辺りはSKYACTIVのオートマチック、つまりアクセラとかに乗ってるアレが圧倒的に完成度が高いので、なんとかしてアレを載せれなかったものかと思う。

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そしてイザじっくりと走らせてみると、全体的にスロットルの反応がかなり鈍い。

レスポンスが悪いというよりは操作に対するゲインがかなり低い感じで、どれだけ鈍いかというと、巡航を意図したスロットルワークをしていると、勾配とかの塩梅が変わらない限り瞬間燃費計の数字が全く変わらないくらいだ。

だけれども、巡航走行時の波状運転を防止する意味では結構この鈍さは面白い感じで、一定速度で巡航するにはクルーズコントロール要らずってくらい安定して速度が維持できる。

この穏やかなスロットルを上手く活用できれば非常に燃費が伸びるという印象を掴んだけれども、この鈍さに耐えられない人は上記のミッションの制御と相まって、一気に燃費を落とすと思う。

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IMG_0747.JPG燃費の方は満タン計測なんてめんどくさいのでメーター読みでやるけれども、実際のところアテンザと燃費が変わr・・・ゲフン、カタログ値分の差は概ねちゃんとある。

実際、自分がよく走る環境下ではメーター読み23km/lを超えたので、当初の10・15モード30km/lはかなり過剰にしても、JC08モードベースで考えれば概ねカタログ値の9割は達成できている。

詳細に観察すると、市街地では16~18km/l前後、郊外で22~25km/l前後というところで、それをトータルすると23km/l出るって感じである。

また、やっぱりこういうタイプの車は60~70km/hくらいの経済車速で走った時の燃費の伸びは強烈であり(平坦なところを60km/h巡航した時の瞬間燃費が40km/lくらい)、この辺りを活用して走ればもっと伸びる可能性は高いと思う。特に高速。

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調べてみると、エンジンとミッションの協調制御で駆動力制御やってるのか。たぶんこれが悪さしてるな。

たぶん、これアクセル開度とトルクの出方のバランスをきちんとイメージできる人ほど違和感出るんじゃないかな。

だってなんかアクセル開度に対するトルクの出方がまるで一定じゃないというか、たぶんペダルの踏み込み速度とかも見て制御してるんだろうなぁって感じがありありと・・・。

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