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カタログ燃費
Posted: 2012年2月24日 16:38 自動車

良く10・15モードやJC08モードの批判に「実情を無視した計測手法」というものがあるが、大体そこで槍玉に上がるのが「測定基準に使われる加速が遅すぎる」という点である。

確かに、加速モードというのは自動車の走行状況の中で最もエネルギーを消費する瞬間ではあるので、それは一理ある。

しかし、自分的に考えればこれらのモード燃費の最大の欠点というのは「一般的な走行環境を幅広く想定している」点であると考える。

特に15モード計測が想定している高速(郊外)モードというのは数字を大幅に底上げする最大の要因であり、また結局のところ、普通走っていて気づくと思うが、日常的に10・15モードやJC08モードが想定するような幅広い走行環境を走り抜ける方は早々にいらっしゃらないことだろう。

逆に高速を走る場合なんかは、まとまった距離を走られる場合が多いと思うので、そういう機会の数字は「高速燃費」として別個に計上される方も多く、また非効率な市街地モードの割合が大幅に下がるので、10・15モードですら過小表示になりやすいものである。

カタログ値と実測値の乖離が大きくなったのはまさにこの高速(郊外)モードの比重の上がった10・15モードからであり、高速モードがあまり重要視されなかったかつての10モードは案外的を射た数字を弾き出していたりする。
(ちなみにウチの車、HG50はちょうどそのモード燃費表示の移行期に売られていた車なので、両方の数字が存在するのだが、10・15モードだと6.4km/lのところ、10モードだと5.5km/lであるw)

10・15モードとJC08モードでは何が一番大きく変わったかというと、基本的には冷機・暖機・エアコンの概念が加わった程度であり、10・15モード以降の計測基準の根本的な問題点が何も解決されていないのだよ。

個人的な考えとしては、これらのより実利的なカタログ値を追求したいのなら、アメリカのように市街地モードと高速モードを完全に分離して併記する形にすることだと思うが・・・。

というか、10モード導入の契機自体が本来60km定地燃費(実質的な高速燃費表示)に対する市街地モードでの数値表示であったはずが、いつの間にかその意義を失っているっていう。

そーゆー意味では、かつての10モードと60km定地燃費が併記されていた時代よりも歪になってるんだよな・・・。
(ちなみにまた60km定地燃費を表示するようにしたら、トヨタのハイブリッドは死亡するだろーなー・・・)

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