- 2009年7月29日 20:15
- 自動車コラム
「インフィニティQ45のブレーキは弱い」と良く言われる。
しかし、同時期のメルセデスSクラスやBMW7シリーズとて、同サイズ・同車重・同程度のパワーであったにも拘らず、「ブレーキが弱い」という評価がなされることは、基本的に無い。
(そりゃ、後継モデルと比較すれば「弱い」でしょうが)
当然ながら上記輸入車とて当時から18インチやら19インチやらを履いていたわけではなく、当時は精々16インチ、場合によっては14インチの車すらある。
つまり、「使えるブレーキ」の基本スペック自体はQ45もベンツもほとんど変わらないワケで、その中でQ45は恐らく15インチホイールを使うというサイズの制約、或いは当時のこういう車としては最大級のブレーキを持っている。
結局、これは何が違うんだろうな、という話になると、パッドとローターの材質なんだろうね。
耐フェード性とかの話をすれば、ブレーキというものは基本的に運動エネルギーを熱エネルギーに変換する装置であるので、例えばブレーキへの導風口を設けたりするような基本的な部分は勿論のこと、熱容量に余裕のある大口径ブレーキの方が有利となる。
しかし、絶対的な制動力の話をするだけであれば、そういったパッドやローターを熱エネルギーに変換する効率の高い材質や摩擦力の高い材質とすれば同サイズのブレーキでも制動力は向上するわけであるので、この点においてホイール等の制約を考えれば必ずしも大型ブレーキというものは必須ではない。
つまり、ベンツやBMWのブレーキの信頼性が高いのは、効きと同時に昔から輸入車は「ブレーキの消耗が早い」或いは「ローターも削れる」とも言われるように、構成部品の素材が違う。
従って、少なくともノーマルで乗る限りは「まず純正互換タイプの社外品の高性能パッド・ローターを使ってみる」のが本来コストや手間的に考えれば正しい選択肢であり、僕のような大口径ブレーキ装着というのは実は第2段階である(笑
あと、ひとつ忘れてはならないのは、全く同じローターやパッドを使っていても、当然パッドが擦り切れていては意味が無いし、レコード盤状態になったローターも制動力低下の大きな要因の一つであるので、「まず社外品」という前にこれらを純正品でもいいから新品、或いは研磨などのメンテナンスをしてみることも、実は「制動力アップ」(実際には単なる原状復帰ですが)の重要なポイントだったりする。
・・・じゃあなんでV36ブレーキを付けたかって?
カッコイイからに決まってンだろう!(MGS3・シギント風
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